果実肥大最盛期を迎え裂果がわずかに出て来ました。
交配して、播種して何年たったのだろう、交配親の名札さえ無くなってしまったもの。
どんな食味の梨になるの?。
今年最後の金魚人工採卵です。
睡眠の間もなく起床、昨日用意しておいた親魚達、産卵行動が始まっていました。
産卵活動をしているのに安心、眠気も飛び、一心に細かな作業の始まり、周囲に気付く事も無く作業。
夜が白む頃クチナシの香りに癒され。
庭を一回り。夏ですね。
埼玉水族館で公開されている黄金魚(きんぎょ)。
命名してくれたのも埼玉水族館です、黄色琉金の作出に暫くかかりました、赤琉金から黄金色にするだけなのに大変、色合いが出て特徴が固定するまで年数が掛かります。
梨の育種は最初から特性が固定されますが、初結実を見るまでに7~10年も掛かります。
育種には夢が、ロマンが(ふまんが)やめられませんね!
10年の歳月が人生に何度あるの、と友人に問われ、笑うしかない自分。
(写真よりずっと黄色です)赤が強いカメラだめですね。
大房の藤稔栽培をして久しいですが、毎年食した方々に種あったか尋ねて、「食べないと判らないから」これはダメ。
今年は完璧な無核を目指し教授をお願いに伺いました。
温室梨,露地梨、キィウイ、ブドウ,柿と沢山の栽培技術を駆使されるプロフェッショナル。
凄いですね。